エクスリングと使用について、Q&A             

                                  

  • 快適パスフロート用エクスリング(パスケース用)
エクスリングは、RF-IDやワイヤレス給電技術を応用し 交通系ICカードの特性に合わせております。
エクスリングとは、エクステンションから名付けた商品名で ICタグの通信領域を広げます。

複数のICカードが重なったりすると、ICタグの特性が変化し、改札ゲートを通過しにくくなります。
改札では、通常タッチを行い 、通信を完了させてからゲートを通過しておりました。

新型コロナウィルスの影響でICタグは、タッチからフロートへと考えますが、通信エラーが発生しやすくなります。このエラーを解消する助けが エクスリング (拡張用フレキシブル基板)  になります。

これにより、改札だけでなく、レジ用小型カードリーダや自販機でも多少浮かせることができます。

また、携帯内NFCアプリ使用時でも、携帯の裏側 中央付近などに置くと効果があります。
携帯メーカで内部アンテナ性能や配置は異なり、注意する必要があります。

  • 快適パスフロート(パスケース):エクスリング をパスケースに内蔵したものが快適パスフロートです。
パスケースをお持ちでない方は、快適パスフロートをご利用ください。
  • エクスリングS    
         
      
ポリイミドフイルム  
 四角形  52×54mm 
 厚み   0.1mm(部品を除く) 
      

使用法 

1)パスケースなどを改札で使用

 使用法は、交通系ICカード(原則1枚)の裏か表に置いて使用するか、パスケースなどのケースに
入れて使用します。方向や置き方は、自由ですが、効果の良い方向にずらして置きます。
改札にもよりますが、ICカード数枚で5cm以上離しても、快適に改札ゲートを通過できます。

交通系ICカード(スイカなど)の使用例  (交通系ICタグのメーカや種類で多少効果は、変わります) 

        

 スイカの上に置いた例           透明ケースに入れた例 

  

 厚いケースの場合
20mm程下にエクスリングを入れた場合



金属物のない鞄などの底に置くことも可能です

他のICカードとの複合や金属上では、効果が発揮しにくくなります。

2)スマホの携帯アプリ使用時の例

特にスマホケースの裏側や側面ポケットに入れる場合、素材が金属でないことの注意が必要です。
ケースが金属の場合は、磁性シートを引いてからその上に置くか、厚紙を置いた上に置きます。

スマホの裏側のアンテナ付近で効果のある位置にボール紙などで3mm程浮かして貼って動作確認します。
本体の裏側が金属ケースだと効果はありません。

       

使用携帯の種類やメーカによっても、最適位置が変わりますが、改札の交通系ICカードタッチ側に
エクスリングを近ずけます。

3)効果のある交通系ICカード(ICタグ)

交通系のICカード(スイカ、パスモ、イコカなど)は、1枚使用時です。
通常の磁気カードやICチップ端子型の挿入型カードには、使用できません。


注意)交通系ICカードのチャージ時は、通常ICタグのみで行いますが、置き台タイプでは
そのままでもチャージは、可能です。

電子部品内蔵のため折り曲げたりしないで、交通系ICカード(ICタグ)1枚の上に置いて使用します。
浮かせられる非接触範囲は、スイカなどのICタグや改札ゲートでも変わります。


4)主な利用できるリーダライタ(読み書き装置)やカードリーダ

改札用や自販機用、交通系カードで支払いできるカードリーダなどです。
一般のICカード(クレジットや銀行用カードなど)は、交通系のICカード(ICタグ)と異なります。
 
社員入退用リーダライタやカードリーダでは、通信感度が悪く効果は少ないですが、エクスリングと
交通系ICカード間を厚手のお財布などケースの外側同志に、置くと良くなることがあります。
リーダライタのタッチ側にエクスリングが近づくように配置し、交通系ICタグは、外側に置き離します。

距離を離したい場合、エクスリングと交通系ICカード間を離します。



自販機の例


Q&A










           

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